ポリスチレン、ポリプロピレンなどのトレー燃焼時のガス発生と灰分データ

プラスチック・トレーの原料であるポリスチレンとポリプロピレンは、物質的には、炭素と水素の化合物で、完全燃焼すれば出てくるのは炭酸ガスと水蒸気だけです。不完全燃焼すると一酸化炭素がでますが、それもごく少量です。また一酸化炭素は、紙や、木を燃やしたときにも出ます。自宅の庭などでプラスチック・トレーを燃やすと黒いススの出ることがありますが、これは不完全燃焼のためにでた炭素で、無害ですが、洗濯物などを汚す恐れがありますので、おやめください。また、プラスチック・トレーはその組織上、燃やしても一部で誤解されているような塩化水素ガス、亜硫酸ガス、窒素酸化物などの有害ガスは一切出しません。

各種トレー1枚当たりのガス発生量と焼却後の灰分

トレー 1枚当たり重量(g) 灰分(g) CO(mg)一酸化炭素 PSPを1とした場合 CO2(mg)炭酸ガス PSPを1とした場合 NH4(mg)アンモニア SO2(mg)亜硫酸ガス
PSP:
発泡スチロール
3 0.06 675 1 4,119 1
HI:
耐衝撃性ポリスチレン
6 0.07 1,452 2.2 7,542 1.8
OPS:
二輪廷伸ポリスチレン
5 0 1,115 1.7 5,785 1.4
PP:
ポリプロピレン
7 0 1,365 2 7,140 1.7
充填材入り合成樹脂:
プラスチックに無機系の充填材を加えた白色不透明なトレー
10.1 4.04 1,283 1.9 9,565 2.3
合成樹脂ラミネート紙:
紙の表面にうすいプラスチック・フィルムをはったトレー
10 0.7 1,050 1.6 13,000 3.2 17 8
合成樹脂加工紙:
紙に合成樹脂を含浸させたトレー
12.5 0.32 2,125 3.1 16,213 3.9 10 5
経木:
うすく削った木材を船のようにした容器
3.8 0.01 505 0.7 4,663 1.1 2.3

Posted by 水谷